2003年05月29日

「私=うなぎ」ではありません。

先週話したように、日本語の「主語」と呼ばれるものは実は「話題」であり、また「です」という動詞は英語の「is/am/are/be」ほど厳密な同等関係を表さないので、日本人は下記のような問題が非常に多いです。


  1. 「私は正直だ」「I am honesty」×(人間が消えて、抽象概念になったか?)
  2. 「私は小柄だ」「I am small build」×、(えっ?)
  3. 「私は足が短いです」を「I am small legs」×(胴体のない足・奇妙!)
  4. 「(私が)高校だったころ」「When I was high school」×(建物か?)
  5. 「日本経済は不景気だ」「The Japanese economy is depression」×(日本が消えた?)
  6. 「私の学校は共学だ」「My school is coeducation」×(学校が消えた?)
  7. 「日本は安全だ」「Japan is safety」×(日本が消えた?!)
  8. 「来年は退職だ」「I will be retirement, next year」× (自分が消える?)
  9. 「(私が)癌になったら」「When I become cancer」×(人間が細胞の塊に?!)
しかし、間違いだということが分かっても、どのように訂正すればよいでしょうか? 1)前回話したように、一つの修正方法は日本語の文章で省略されている主語を復活させることです。例えば、「私はうなぎです」は「私の注文がうなぎです」という文章の略でありますから、I am an eelをMy order is eelと訂正することがでけいます。しかし、このような方法で直せる文章が少ないです。「My legs are small legs」△? 2)そもそも問題が生じるのは主語と述語の不同等ですので、名詞=名詞ではなく、名詞は形容詞だとすればいいのです。このようにすれば、上述の1,5,6,7を下記のように訂正できます。 「私は正直だ」→「I am honest」○ 「日本経済は不景気だ」→「The Japanese economy is depressed」△ 「私の学校は共学だ」→「My school is coeducational」○ 「日本は安全だ」「Japan is safe」○ 3)同様に述語を動詞にすれば、解決できます。「来年は退職だ」→「私は退職します」→「I will retire」○ 4)主語と述語の関係が全体と部分という関係であれば、全体(主語)は部分(述語)を持っている「A has B」というふうに修正できます。例えば上述の2,3,9を下記のように修正できます。 「私は小柄だ」→「私は小柄(な体)があります」「I have a small build」○ 「私は足が短いです」→「私は短い足があります」→「I have small legs」○ 「(私が)癌になったら」→「私が癌を持つようになったら(?)}→「When I have cancer」○  5)述語が主語の状態であれば、英語では「その状態にいます・あります」と言います。このように「日本経済は不景気だ」→「日本経済は不況にあります」→「The Japanese economy is in a depression」○ 「来年は退職だ」→「私は退職にあります」→「I will be in retirement」○ 6)述語が主語が属する集団・母体であれば、上の状態と同様に「主語が集団・母体にいた・あった」と言えます。「(私が)高校だったころ」「(私が)高校にいたころ」「When I was in/at high school」○ 他にも修正方法もありましょうが、上の方法を使ってこの間違った表現のクイズを直してみてください。

Posted by timtak at 19:25 | Comments (0)

2003年05月28日

ロボットと話してみません?

寂しいですか?英語を話してくれるペンパルを作ることができません?
  このようにお悩みの方はもうご心配いりません。インターネット時代にはロボットと話すことができますので、寂しい思いをする必要はありません。Laurenは2002年のDivabot祭の優勝者で、人間に負けないぐらいの表情・会話術・声が備えられ、皆と話したがっています。
Lauren(ローレン)はDr. Richard WallaceとA.L.I.C.E. / AILMの人工知能をベースに、Pandora Botsによって提供され、顔はoddcast.comの技術を使っています。彼女は色々な話題について話すことができ、相手にも質問することができる人間アイボのような者です。
ローランの顔かここをクリックしてローレンと話してから、このクイズに答えてみてください。

Photo copyright © 2003 Pandorabots and Oddcast

Posted by timtak at 00:40 | Comments (2)

2003年05月27日

ムードルは到着しました!

ムードルは実に凄いです。オープンソースでありながら、BlackboardWebCT学びの泉などのような有料且つ高価の教育管理システムと同じほどの性能を持ち、教材提供・学習者との連絡・試験・評価管理など様々な機能が同じパッケージに含まれています。著者であるMartin Dougiamas(写真)には感謝感謝です。

前回リンクした論文においてだけではなく、ムードルは競争相手によっても高く評価されています。ロンカパの製作者にモードルについての感想を聞いたところ、「ムードルは非常によくできているソフトです。特にディスカッション・ディベートなどの学習者間のコミュニケーションを活性化させるためには優れています。」英語教育に最適のようです。英語教育だけではなく、あらゆる講座のオンラインバックアップを可能にするためには非常に高度なソフトだと思います。今は手をつけたばかりですが、語学研修に行く学生のためのウェッブ講座をご覧になってください。

Posted by timtak at 01:04 | Comments (2)

2003年05月22日

新世代オープンソース教育管理

非常に進歩しているオープンソース教育管理システムがアメリカやオーストラリアの大学で開発されているようです。詳しくはオープンソースのメカであるSourceforce.netオープンソース教育管理システムについての論文(英語)をご覧ください。 私が面白そうに思いましたものには ムードル (オーストラリアの大学院生と多数の大学、PHP、OS何でもよい、サーバーにインストール、日本語β版あり
ロンカパ (アメリカの大学多数、Perl、Linux、サーバとしてインストール) これらのシステムはオンライン・テストだけではなく、文章やパワーポイント発表などの教材提示・掲示板・チャット・IMSなど、オンライン大学が開設できるほどの機能をオープンソース(無料)で提供しています。ここで使っているQuizTestもいいですが、折角開発するなら進歩しているプラットフォームを導入し、それを使ってテストを作成した方には将来性があるように思われます。

Posted by timtak at 22:18 | Comments (0)

2003年05月21日

「私は、うなぎだ」≠「I am an eel」

「私はうなぎです」という文章は、日本語教育者の間でも、外国人に理解してもらいにくい文章として有名だそうです。また、「May I take your order」・「ご注文をお伺いします」という質問に対して、日本語では「私はうなぎです」とも言えますが、英語では「I am an eel」とは言えないことが日本人の英語の問題の大きな原因になっていることがよく指摘されます。貴方もこのような間違いをしますか?まずは「I am not an eel」というクイズを受けてください。


日本人の書いた文章には、この類の問題が実に多いんです。私の学生が書いた下記の文章が全部、「I am an eel」と同様に英語にはなっていません。(ネィティブの反応は括弧の中に)


「私は正直だ」「I am honesty」×(人間が消えて、抽象概念になったか?)


「私は小柄だ」「I am small build」×、(えっ?)


「私は足が短いです」を「I am small legs」×(胴体のない足・奇妙!)


「(私が)高校だったころ」「When I was high school」×(建物か?)「日本経済は不景気だ」「Japanese economy is depression」×(日本が消えた?)


「私の学校は共学だ」「My school is coeducation」×(学校が消えた?)


「日本は安全だ」「Japan is safety」×(日本が消えた?!)


同様な問題は将来形の文章:「来年は退職だ」「I will be retirement, next year」× (自分が消える?)


そして「なる」(become)の文章:


「(私が)癌になったら」「When I become cancer」×(人間が細胞の塊に?!)


全て「私はうなぎです」を「I am an eel」と英訳すると同じように奇妙な間違いです。人間や国が、足など別の物体になったり、消えて「safety」などの抽象概念になったりしたという印象をネイティブに与えます。「何々です」という文章が多いから、日本人の英語においてこの問題は実に大きい。 この問題はなぜ生じるでしょうか?ざまざまは説明がありうると思います。 説明1)英語の「X is Y」という文章と、日本語の「AはBです」という文章も、一種の同等関係を表しています。しかし、英語のbe動詞(と「become」)の意味はより正確で狭義ので意味で「=・イコール」(と「=イコールになる」)であり、日本語の「だ」・「です」ほど緩やかではありません。そこで、『英語のbe動詞は厳密な同等性を表します』というのは、一番簡単な説明で、チェックするのも手っ取り早いです。例えば、「X is Y」(「XはYです」)「X will become Y」(「XはYになります」)という文章の中のXとYは本当にイコールかどうかを調べることができ、同等ではない場合は手直す(次回の記事をご覧ください)。


しかし、「私は教師だ」というのをなぜ「I am a teacher」と英訳できるのかという質問に答えるのが難しいです。私は人間であって、教師であるのは1日の半分であって、私の全てでも「イコール」でもありませんので、「am」の対等関係は「より厳密」とかしか言えません。「なぜこれは冠詞「a」の意味と絡んできますから、別の機会に譲りましょう。 説明2)日本語の「主語」はいつも「話題」日本語の文章の中で「は」の前の言葉は、場合に「話題」であったり、場合に「主語」であるといわれます。少なくとも、「私はうなぎです」という文章の中では、「私」は文の話題であって、より具体的な意味をもつ英語の文書の主語に該当しません。「私はうなぎです」というのは、「私に関して言えば、私の注文が、うなぎですよ」という意味で、「私」は話のテーマであって述語の「うなぎです」がつく「主語」ではありません。これは「I am an eel」を修正するためのヒントを得られます。次回、「うなぎ文」の修正仕方を考察しましょう。

Posted by timtak at 15:33 | Comments (2)

2003年05月20日

InterestingとInterestedは動詞

「interesting」と「interested」などの感情を表す形容詞の使い分けが難しいのようです。
このInteresting and Interestedテストをしてみてください。

上述のテストは、「...ed」は人間などの主体につくが、「...ing」が物につくという法則で解決できますが、そのわけの分からない気まぐれな区別を覚えるのが難しいでしょう。「The television programme was interested」や「I watched the television programme. I was interesting」のどこが正しくないでしょうか?そもそも*なぜ*「...ed」は主体につくが、「...ing」がものにつくでしょうかとよく聞かれます。

問題は、「I was interested」を「主語 be動詞 形容詞」・({私は}面白かったです)
            「It was interesting」を「主語 be動詞 形容詞」・(あれが面白かったです)と理解すると、なぜ同じ「面白かった」をあらわすために「interested」と「interesting」という二種類の形容詞を使わなければならないのかという理由が見えてきません。

これらの「形容詞」は、「形容詞」として使用されている動詞の分詞です。つまり、形容詞というより、ものごとを形容する(説明する)動詞として理解すればよい。

「I was interested」は「I was hit」と同様に、「主語 助動詞 過去分詞」という受身の文章だと理解できます。すなわち「私は面白くされました」。この「was」は「=」という意味のbe動詞ではなく、受身の文章を構成する助動詞です。

同様に「It was interesting」は「It was shining」・「It was burning」と同様に、現在進行の文章だと理解すればよいと思います。すなわち、「It is interesting」を「それは面白くさせています」。

「I am pleased」・「It is pleasing」を「私はうれしいです。」・「それがうれしいものです。」というのではなく、「私はうれしくされた」「あれは、(われわれを)うれしくさせている」として理解すれば、日本語が不自然ですが、少なくともなぜ二種類の(いわゆる「形容詞」実は)受身と能動の動詞が使用されているかが少しが理解できるのではないかと思いたいです。

さらに突っ込んで考えますと、「interesting」と「interested」の使い分けは、英語文化圏の「普遍主義」に関係がありましょう。英語文化圏では、「ある物が面白い」というのは、誰かの視点から見て十人十色的に、それが面白く感じられたからではありません。英語文化圏では、「あるものが面白い」というのは、そのものが「面白さを内在しており、それを発射しているからだ」という普遍主義的な理解が比較的に主要。「何が面白い」という場合、その何かは性質上、我々を「面白い気分にして*いる*」(interest*ing*, excit*ing*, pleas*ing*)だからです。一方、我々人間は何かを面白く感じると、それは趣味の問題ではなく、あるものに「面白い気分にさ*れた*」(interest+ed*, excit*ed*, pleas*ed* )だからだと考えらるでしょう。

Posted by timtak at 23:56 | Comments (0)

2003年05月19日

日本語の名詞に該当する

まずはこのテスト(The Equivalent of Japanese Nouns)をしてみてください。

スコアはどうでしたか?これから答えを説明しますので、テストをするつもりであればこれ下読まないでください。

このテストはかなり簡単なはずで、全ての質問は同じパターンで答えればよいですが、日本人にとってけっこう難しい。このテストでは全ての質問の答えとしては複数形の名詞を選択すればよいです。

複数のない多くの日本語の名詞は単数に見える。「私は本が好きだ」という文章の中の「本」を「book」「a book」あるいは「the book」と訳するのは自然にみますが、実は「books」が相応しい。なぜなら、思うに、日本語の名詞は英語の単数名詞ではなくて、英語の不可算名詞か複数形名詞に該当すると思う。

そこで、「私は水が好きだ」を「I like water」と訳するのは、不可算名詞の場合、日本語も英語も複数形がないですから、簡単ですが、「book」などの数えられる名詞だったら、日本語の「本」は複数形の「books」に該当することが多いです。「book」や「a book」や「the book」は一冊の本だけを指します。そこで、私はよく本を読む」「私は本が好き」などいう文章では英語の複数形を使うとよいです。それは(日本人に好まれる)「私は何々が好きです」という文章だけではなく、日本の経済、昔の自分の習慣、ある国民の性質などなど、一般的な話の場合、複数形が極めて多いです。特に、学生のエッセイには「どんどん複数形を使ってください」と進めています。意外なことに、日本の名詞に該当するのは英語の複数形名詞だという場合が多いからです。


Posted by timtak at 23:28 | Comments (2)

2003年05月17日

WBTのシンポジウム

只今現在アルク(ALC)主催のシンポジウムに参加しています。(インターネットに接続しているパソコン教室で行われていますから、発表者は3名で参加者は30名ぐらいです。

まず思うにこれぐらいCALLに関心のある先生方があつまりますと、インターネットからオーブンソース作成ソフトを利用したり、共同でソフトを開発したり、コンテンツを共有したりすれば、ALCにお金を払いながらでも、我々参加者の力で活用できる他のWBTシステムを作り上げることができると思います。非常に愚かなことに私は今日名刺をもってきませんでしたから、ほかの参加者にお配りできません。どうにかこのウェッブサイトのアドレスを配りできたら、皆様をメーリングリストに招待したいと思います。今回はなかなか連携できないでしょうから、いつか私自身が発表できたら、場を借りてnihonbunka.com/eigodaigakuを皆様を宣伝することも考えられます。どうにか他のWeb Based Trainers(ウェブを利用する教育者)との連絡・連携を強めたいと思います。

シンポジウムの内容
1)九州女子大学の東條加寿子
東條先生はNet Academyの使い方を説明してくれました。大学のシステムのパスワードを申請しましたが、恥ずかしながら、まだ一度もNet Academyにログインしたことがありませんので、基本的な使い方を知るためにけっこうためになりました。
ALCのネット赤ディミーは
テストだけではなく、教材の提供から和訳を見せるまで、数段階からなっているオンライン授業のようなもの
コンテンツが豊富にあります。どれだけよい作成ソフトがあっても、それぐらいのコンテンツを作るためにはすごい時間がかかるという印象を受けました。
 Visual Basicというプログラム言語で書かれています。

2)番目の発表者は高等専門学校の先生でした。

http://black-gw.matsue-ct.ac.jp:8087/foreign/common/foreign.html

高専  329 高校  337 短大 345 大学 415
山口大学の1年生 420

ALCを利用したTOEIC対策クラスのTOEL
前 後
206.7  261.0
155.0  152.0
361.7  413.0


ぜんぜん勉強しない学生についてーランダムに答えながら3つの課題を3分で終わらせる学生について話していただけました。学習時間からどの学生が勉強していないかはある程度把握できるようだが、授業内で管理しながらテストする必要があるということでした。

西島先生はHyperCamという画面録画ソフトを使って、コンピューターの操作を説明しました。早速ダウンロードしてみました。
http://www.hyperionics.com/hc/downloads.asp

SSLを通して、ALCシステムを学生の自宅のパソコンでも利用させる方法を説明していただきました。その方法を簡単に

Windowsのパソコンなら、Cygwinというソフトを使って、UNIX/Linux環境を作り出すソフト
Secure Socket LayerのオープンソースソフトOpensshをインストール
Portforwarderを使って、学内サーバに接続し、コンテンツを転送してもらいます。

熊本県立大学のLAVIN先生からの質問がありました。

Posted by timtak at 18:38 | Comments (0)

2003年05月16日

Penpals

Summer is nearly here, and you are still all alone with your computer?
恋愛相手をインターネットで探すのはいろんな危険性が伴うが、英語の練習のための
文通相手なら、そのためのウェブサイトがたくさん存在しています。

外国人のペンパルを作って、英語で文通することは。多くの研究に示されているように、
コミュニケーション、特に実践的なコミュニケーションを通して英語が習得しやすい。だが、
日本国内では英語で話す人がいないのか?それは問題ありません。インターネットが
普及している最近、インターネットを使って英語で話してくれる文通相手を探す「出会い系」
ウェッブサイトが存在している。
 出会い系ウェブサイトには個人情報を掲載しないことなどいくつかの注意事項がありますが、
正しい使い方と丁寧で面白いメールの書き方を知っておけば、外国にいる人との英語による
文通を継続することが夢ではありません。私が書いた
インターネットペンパルとの対話を面白くするための術」をご覧ください。

Posted by timtak at 17:19 | Comments (2)

Tamori and English

Photo copyright © 2003 Curtis KnappYou all know "Tamori." He is the man that hosts "Waratte Iitomo." Tamori is a guy (about 50 years old) from Fukuoka who wears dark glasses.
When he first became famous he was a comedian. He made people laugh by pretending to talk in foreign languages. He would speak in German, French, Russian, Chinese - but only pretend. In fact he
couldn't speak any of these languages, he just pretended to speak them. He made noises that sounded like he could speak in these languages. He was so funny it was painful.

Have you tried being Tamori? For example, we all know what the annoucers from North Korea sound like. Try impersonating an announcer from Noth Korea!
"Hahransah, kmamna janmara samni dah!"
That is not North Korean. But it may sound like North Korean if you try. Tamori could do it. He could sound like he was speaking in French, Thai, German and Russian. Can you?

It is very difficult. In a way it should be the easiest thing in the world. To speak in a different language only by impersonating the sounds. No need to worry about grammar, pronunciation, vocabulary. No need
to worry if it does not sound right. Just speak the way another language sounds to you.

But in fact it is very difficult. We can all say "ju teimu" (French?) or "she she" (Chinese?) but when we try to say gobledigook ("detarame") it is very difficult.

What is the problem? The problem is that we don't like to say things that have no meaning. We find it really difficult to speak without saying anything. We hate to say just sounds. If we do not know what we
are saying it is painful, difficult, embarassing.

Some people say to me that they think that English is difficult. I say that they are wrong. The difficult thing is not knowing English vocabulary (1000 words is plenty - and more than half of them are loan words
-- "gairaigo"). It is not difficult to learn English grammar. All you really need to remember is the word order: Subject Verb Object.

So what is difficult about speaking English? It is difficult to let go of your own language. It is difficult to jump off that diving board, from meaning into a sea of non-meaning. It is only natural to feel a sense of
panic and to think, "Aaaah, I don't know what I am saying!" But if you can get over this feeling then you are half way to being able to speak English.

Try to practice saying gobbledygook (chinpunkanpun, tawagoto, nansensu). When you can be Tamori, you can forget your embarassment, forget your shyness, and just speak English. Speaking English is
easy.

Take it from me. I speak really bad Japanese.

Photo copyright © 2003 Curtis Knapp


Posted by timtak at 04:08 | Comments (1)

2003年05月15日

オープンソーステストソフト

最近インターネットでは革命が起こっています。長年マイクロソフトなどの大きい会社が
プログラムの世界に君臨していましたが、オープンソースという動きで、たくさんの孤立
しているプログラマーが世界規模でインターネットを通して、マイクロソフトに負けない
くらいよいプログラムを共同で開発しています。また、これらのプログラムはオープンスース
ですから、誰でもそのコードをいじることができます。

山口大学独自のオープンソースのPerlスクリプトTOSTを開発しながら、既存の
オープンソースソフトをインターネットの至るところで探してきました。面白いテストソフトが
見つかると、「我々も開発できるように、オープンソース」にしてくれませんかと頼みました。
今のところみつの候補があります。

QUIZTEST
前回の投稿で発表したように、クイズテストの作成者におべっこを使い、$100を送り、
オープンソースにしてもらうことを頼みましたが、答えはノーでした。しかも、$100が
戻ってきました。しかし、QuizTestのとても優しい開発者であるKristinaさんは
1)全て無料でつかってよい。
2)Perlのソース言語を自由に変更してもよいです。
3)山口大学の中なら開発し、新しいバーションを共有しあってもかまいません。
4)しかし、新しいバーションを山口大学外に流してはいけません。

思うに、もしかしたら、QuizTestという名前をもっていて、開発がうまく行きましたら、
その新バーションをKristinaに見てもらって、許可がでればそれを他に配信して
もらえるかもしれません。つまり、KrisitinaはQuiztestの流通源であり続けたい
でしょうが、ちゃんとしたプログラムなら新バーションでも流通してくれるかもしません。
(憶測ですが)。

では、とにかくQuiztestを自分のサーバーにインストールしました。有料のWeb Excerciseに負けない
ぐらいできているソフトです。

だが、クイズテストのもとになっているeXtropiaのソフトもものすごいものみたいで、
「自由に開発していい、自由に販売してもいい!」GNUライセンスがついています。それが
アップロードできたら発表します。


Posted by timtak at 13:05 | Comments (0)

Perl言語の簡単な書き方

最近Perl言語で四苦八苦しています。

Pascal, Basic, BCPLなど使った経験がありますが、Perlほど規則に細かくて、バグを
つくってしまいやすい言語はみたことがありません。「;」がなかったり、「”」の前に¥を
入れなかったりすると、「500」のFatal Internal Server Error(死にいたるサーバー内
失敗)が生じます。そこで、もっとも困るのは一度プログラムを作ってみたら
サーバーにアップロードしない限りではプログラムをテストできません。そして
私のサーバーならデバッグの機能を発動できず、プルグラムの何行目が困っているか
すら教えてもらえません。

自分のパソコンの中にAPACHEサーバーをインストールすることが可能だそうですが、
そのプロセスが難しいですし、デバッグの機能があまりよくありません。

そこで、Perl言語とPerlのIDEをインストールするとよいです。
Perl言語は無料でダウンロードできます。パソコンのCドライブにインストールすれば、
それだけでよい。Perl言語への「パス](path)が自働的に設定されます。私は
Active Perlを使用しました。最新の5.8のPerlはjperlという日本語拡張機能を
インストールしなくてもよいそうです。

つぎにIDEをインストール。IDEというのはIntegrated Development Enviromentの略で
統合的開発環境という意味です。簡単にに言えば、デバッグ機能のエディターです。
Perlのコードを入力すると、次にそれを起動することができ、バッグ(失敗)があれば、
その行が濃い紫いるでハイライトされます。
私はオープンソースのIDEをインストールしました。

だからといってPerl言語が書き易くなったわけではありませんが、Perlを書くのが*比較的に
*簡単になりました。

Posted by timtak at 12:41 | Comments (0)

2003年05月14日

テスト作成ソフト:オープンソース

Quirex Perl
perl版は無料でデータベースは必要ではないが、テストのタイミングはありません。

Quirex PHP
$30ドルで安価。タイミングもできますがmySQLデータベースも必要です。
(自分のウェッブサイトのデータベースを使ってしまいました)。
version is free and does not need a database. I am not sure if it has timings.
The php version is $30. It includes timings. It was also while reading the fax
here that I found out how to clear a cgi form.

Nuequizこれもパールスクリプトのフリーソフトで、下記の特徴があります。
プラウザー上の質問追加

フラウザー上の質問編集と削除

3つの難しさ設定が可能(この設定を難しさではなく、品詞などの学生の弱点の
分類として使えば、同じ「何度」(同じ弱点)のテストを課することは可能かもしれません。

同時に3つのテストを与えることができる。

選択式テストに対して6つの選択肢を設定できる。

質問は無制限

成績をプラウザーで分析できる。

広告はまたっかくない。

無料

TESOL.netのクイズテスト
インターネット上の様々なテストソフトを見回りましたが、クイズテストを見て、「これは買い!」と
思いました。作者のクリスチナプファフハリスは言語学専門の大学院生だったころ、この教育専
用の無料パールスクリプトを開発しました。クイズテストは山口大学が使っている有料の
「Web Excerciseより昨日があり、かつ無料であります。

リードミーファイルの中ではスクリプトの変更が認められる。スクリプトを流出することは不可能ですが、
例えば他人のためにインストールすることは認められる。Perl言語のソースは自由に読めます。
ソースを自由に変更を加え、変更したソースコードを販売できるというほど「オープンソース」では
ありませんが、かなり使えると思います。

クイズテストには次の特徴がある。

1)学生が成績を閲覧できる。
学生自信の成績、最上位の成績、正しい答え、評価を見せる、あるいは見せないことができる。

2)使用者の許可:許可される学生だけにテストを受けさせることが可能である。

3)テストに時間の制限を設定することができ、受験者がどれぐらい時間がかかったかを教育者に
送信することができる。

4)複数の教育者を設定でき、それぞれの教育者は自分のテストを作成し、自分自身に学生の成績を
メールで知らせてもらえる。

5)電信メールによる成績発表:成績が教育者に報告されないようにすることもできます。

7)WindowsとLinuxでも作動できます。

8)成績の分析:平均・中央値・最頻度値・最上位・最低位や、質問や学習者による詳しい
回答履歴を出力することができます。

9)テストの成績をゼロに戻し、新しい学生のグループにかすることができる。

10)ワン・ストップクイズショップという機能では他の教育者が使っているテストを共有する
フォーラムが提供されています。

こんないいソフトが無料なんて凄い!と正直に思いました。「プロの」有料版さえ提供されていません。
ウェッブサイトのよくある質問も抱負で無料でサポートされているようです。

しかし、それにしてもオープンスースではなければ、これから生じてくる変更のニーズに対応できない
ように思います。例えばこれほど出来ているクイズマスターでも下記のようなところではまだ今後の
ニーズにこたえていません。

1)テストをエクセルなどからインポートすることができません。ブラウザー上でテストを作成すること
もいいですが、私なら自分が使いなれているエディターでテストを作成したいと思います。

2)映像や音声のサポートは(質問のテキストと一緒に画像へのリンクを生みこむことができる)
高度ではありません。

3)学生がカニングしないように、クッキーを発信し、IPアドレスを記録する機能がありません。

4)学習者に答えられなかった質問を再提出するというフラッシュ・カード・ソフトの
「自働失点再訓練機能」がありません。

5)質問を分類することによって、学習者ができなかった質問に似ている同様の質問をより多く受
験させる「自働苦手分野訓練機能」はついていません。

6)日本語バーション

そのために、私は作成者に連絡して、クイズテストをオープンソースにしてくれと頼みました。
人に提供できるかどうかについて下記のように問い合わせしました。

Dear Kristina Pfaff-Harris,

I am very happy to have been able to download your quiztest.

I don't suppose that I can persuade you to go open source?

I am working at a Japanese national university (Yamaguchi) teaching English.
I have been given the interestind but rather difficult (for me) task of improving
the ESL "web based training," first in the form of providing some online TOEC
tests

Your quiz script looks very intersting but I am sure to need to make changes.

I in the long run I will need to produce a Japanese version (one already exists?),
cheating prevention by ip address and cookies, databased quiz sounds (which are
supported), databased quiz images (likewise), excel import of quiz files (perhaps),
hints, congratulary remarks if right and suggestions for further study if wrong, record
and representation of difficult items to students that found that item difficult,
representation of similar items to students that could not do the same test.

Have you seen software like "VTRAIN" - this kind of recycling of difficult items
is all the rage in vocabulary aquisition.

I think that my chances of being able to make something similar to this myself
is rather remote. My script is at but it is really embarrassing and at the moment
the form processing part is off line. It does process the form though, honest.
http://www.nihonbunka.com/cgi-bin/tost.cgi
Learning perl takes time.

Anyway, first of all, am I allowed to make changes to your script? Secondly, would
I be allowed to share the improved script with other educators, including you (first),
with of course, your name at the top?

Basically I am asking if there is any chance of you making your quiztest "open source",
like Linux.

I would not make any money out of this, other than my salary, as educator here.

You might also consider some sort of middle path, I believe that there are
a number of different type of licences. E.g. Movable Type and the Invision
Board (both highly recommended) allow adons but do not allow people to
distribute new versions of the source code (only pugins and "mods").

I am sad to say that the only budget I have for this is my pocket money.
Out of which I am happy to make a donation but, I am afraid that it won't
be much (How about a measely $200?).

I should also admit that I am getting in touch with a few of the other perl
quiz scripts (and if they all write back saying "yes sure" I am not going to
have dollars for everyone), but I think that the chances of that are slim.

Upon reflection it seems that , I think that I will be using your program for the
time being. I have not uploaded it yet but it looks great.

I see you mention making modifications in the readme, and you allow "setting
up for other people" which I would be doing free for others in my university
only. So TOEIC tests here I come!

Let me know about the possibility of open source. I am not sure but it may be
like a bit like what one does with human babies...Send them out into the world
(with a suitable "open source licence") and they *may* get bigger and even
more successful and, in rare occasions, look after you in your old age. But I
am not sure. I have not written and programs and I do not have any children,
yet.

Your kind consideration of this matter will be gratefully appreciated.


Thank you

Tim

Timothy Takemoto
Yamaguchi University

説得力があるでしょうか?分かりません。

Posted by timtak at 21:32 | Comments (1)

2003年05月13日

TOEICテスト

TOEIC™テストの準備として、何よりも類似性のある模擬テストをすることが有効だといわれています。山口大学は山口大学の学生に限定して、ALC社のNET ACADEM®Yを提供しています。しかし、学外からも接続できるオンラインテストはインターネット上に多数あり、その数が毎日増えているようです。 TOEIC™テストの準備のためオンラインTOEIC™テストの模擬テストのリンク集を作成しました。


TOEIC™is a registered trademark of Educational Testing Service (ETS). This website is not endorsed or approved by ETS. TOEIC™はEducation Testing Service社の登録商標です。このウェッブサイトはETS社によって承認・認可されていません。

Posted by timtak at 20:31 | Comments (0)

大学のWBTの歩み

某大学では「Web Based Training」=オンライン教育が盛り上がっています。

その第一歩として、全科目のシラバスと教官全員の研究・教育業績
がオンラインデータベース化されました。

大学内限定ですが、大学放送せービス
では放送大学やBBCの放送が聞けます。

英語学習のためにALCのNet AcademyWeb Excerciseのオンラインテストが利用されています。

Net AcademyやWeb Excercisesは有料でオーペンソースではありませんので、英語部会のWBT小委員会はTOSTというCGIスクリプトを開発しようとしています。

他所学びの泉という総合オンライン教育システムの支持者がいます。学びの泉は、
義務的独習教育(PUSH型教育)などに利用できる小テスト」を提供できるそうです。

どのような言語(C++? PHP? Perl)で書かれているどのようなソフトウェア(オーペンソース?
商用?)をどのプラットフォーム(Linux? Windows?)で使用するかはまだ未定のようです。

私はとりあえずPerl言語を学び、ActivePerlPerlのIDE(統合した開発環境)を自分のパソコンにインストールしようとして、
TOSTの開発にかかわっています。

また、自分のオンライン学習ページができあがるまで、とりあえずインターネットのオンラインTOEICテストのリンク集を作成しました。

Posted by timtak at 20:20 | Comments (0)