2004年04月12日

英文法の本

 英語コミュニケーション能力がほしい。TOEICスコアを伸ばしたい。いきなり英語を使ってみては英文法が分からなければ、ぜんぜん進まないことがある。行き詰まっているあたなに、英文法を習い直してみることをお薦めしたい。。。

 たくさんの英文法の本があるが、まずその多くは英文法を凄く難しいものとして紹介しているように思います。日本語の文法ほど合理的ではないが、コミュニケーションするための英文法でもA4二枚くらいに入るはずです。日本の高校で習う英文法の多くは難しくて実践的ではありません。そもそも日本の学校で教えられている英文法は、英語を細部まで「知っているよ」ということを示したり、勝負(試験)に買ったりするために教えられているようで、英語を使うためのものではありません。そこで、学校での文法の授業が苦手だった方にお薦めできる文法の本を探してみました。
 
 稲田一著の『中学3年間の英文法を10時間で復習する』という本はあまり体系的ではなく、題名がいうほど簡単ではありませんが、複雑な本がいっぱいあるなか、これだけは割とよみやすい方でした。英文法を理解したいというより、英語文法の重要なポイントを1つずつ習いたかいならこの本が薦められます。

  もう少し読みづらい方ではあるが、私の第1の推薦はかんべやすひろ著の『超英文法マニュアル』です。この著者に同感することが非常に多い。まず、著者は『「英文法の分厚い参考書やテキストの問題点』は「英語を研究するための知識」にすぎない。英語を細かく分類する「分類学」』と書き出しています。その通りだと思いますね。そして、この著者は私と同様、英語の「5文型」に疑問を持っており、著者独自の「2文型」理論を説明しています。そして、この「2文型」も語彙の違いから説明されています。そして、うれしいことに「文型」を説明しだす前に、文型というのは何か、そしてそんなものがなぜ必要なのかを著者は説明してくれています。これは体系的な本で全体を読んだら英文法の構造がかなり見えてくると思います。


 しかし、究極の英文法の本は、日本語の文法との類似で説明されるべきですので、いつか自分の英文法の本を書かなきゃと思います。ご期待ください!

Posted by timtak at 2004年04月12日 07:48
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