2006年05月23日

TOEICは類似語探し

TOEICを教えている今ごろ、TOEICは同義語探し・類似語探しテストだという印象が強くなります。前の記事で書きましたように、またよく知られているように、もっとも典型的なTOEICの設問は、2組の類似語構造をもっています。えば、類似語を同じ色にハイライトすると、下記のような質問が多いです。〔本文〕Part Zの長文の1部であってもよいし、Part Wの対話の1部であってもよいです。


〔本文〕While the company headquarters are located in the capital, Manilla, most of the workforce are employed at regional offices.(本社は首都であるマニラにあるが、多くの従業員地方支社雇われています。)
〔設問〕Where do the majority of the staff work? (スタッフの大半はどこで働いているか)
A. In Manilla マニラ
B. At the headquarters 本社で
C. In the capital 首都で
D. In local branches 地方支店で

そこで、TOEICの2組の類似語構造というのは、(1)本文が(2)設問と(3)正解の選択肢という三箇所においてお互い類似語として表現されています。上の例では
1組α)本文のmost of the workforce are employed多くの従業員雇われています。

1組β)設問のmajority of the staff workスタッフの大半はどこで働いている)として登場しており、
また
2組α)本文のregional offices地方支社)は
2組β)正解の
local branches(地方支店
)でもう一組の類似語をなしています。
 
 一方、各不正解は、類似語ではなく直接に本文の言葉そのものを使うのが多いです。もちろん、TOEICの設問が全てこの2組類似語構造にしたがっているわけではありません。時々 正解の中に本文の言葉が使われることがありますし、不正解が本文の(関係ない個所の)類似語になっている場合がありますので、本文の言葉をそのまま使っていない選択肢が必ず正解であるというわけではありません。
 しかし、とにかくTOEICでは類似語を知ることが問われます。この特長はおそらくTOEICはできるだけ幅広い「理解力」を計ろうとしているつもりで、本文の言葉の意味を汲み取り、それを違った言葉で表現されても理解できる人は、そう言った「コミュニケーション能力」を持っているからでしょう。

 ということでとにかく、TOEICのために勉強するに当たって、もし単語を勉強するのであれば、一塊の類似語を勉強するとよいです。例えばboard meeting(取締役会)という言い方を調べる際、それに近い意味をもっている会議の様々な言い方

board meeting取締役会, board of directors meeting取締役会, meeting会議, conference会議, convention学会, forumフォーラム, seminar説明会, summit首脳会, get-together集まり, reunion同窓・親睦会
を同時に勉強した方が上の設問構造を解けるのに適しています。

それではどこからこのような類似語の表現群を入手できるでしょうか?私は下記の類似語入手減をお薦めします。

1)辞書を使って、和訳⇒英訳⇒和訳⇒英訳することで、単語の群が広がります。
2)オンライン類似語辞典を使うこと。本サイトnihonbunka.com/eigodaigakuの左側からリンクされているMerriam-Websterの類似語辞典Thesaurus.comがあります。有料だがイメージ的に表現されているVisual Thesaurus(視覚的類似語辞典・試し版あり)
3)MSワードの類似語辞典:ワードで英単語を書くとすぐに「Shift」と「F7」のキーを同時に押しますと類似語辞典が表示されます。
4)『DUO 3.0』や『私の英単語帳を公開します』などのTOEIC単語学習本。類似語集がけっこう載っています。
5)『TOEICの公式ガイド&問題集』やその他TOEIC模擬試験の書籍の解説の中からー成就した質問の構造が多いですので、同義語が多く紹介されています。

TOEIC™is a registered trademark of Educational Testing Service (ETS). This website is not endorsed or approved by ETS. TOEIC™はEducation Testing Service社の登録商標です。このウェッブサイトはETS社によって承認・認可されていません。

Posted by timtak at 21:13 | Comments (2)