2005年08月04日

待ち伏せとTOEIC PARTV・W汎用質問


ninja mitch
by
Heart Made of bones
 明後日に山口大学での第2大TOEICテストが行われますので、経済学部の学生と一緒にTOEICの勉強をしてきました。そこで多くのTOEIC評論家にも指摘される重要な戦略の一つはいわゆる「待ち伏せ」(山根)を練習していました。

 TOEICテストのPARTVとPARTWでは音声を聞いてから、印刷された質問に答えることになっています。TOEICのテープでは、(PARTVなら)対話や(PARTWなら)アナウンスの後に、「Now read question 80 and answer it」(今から質問80を読んでそれに答えなさい)という教示があります。しかし、ネイティブの私でも対話のテープが流れてから質問を読んだら「えっ?なんと言ってたけ?」、対話・アナウンスの内容が覚えられないということが多いです。ために、対話・アナウンスを聞く前にせめて設問、できれば設問と選択肢を読んでおいて、答えを待ち伏せるようにするとよいと言われています。
 ために、それぞれのPartが始まる前の教示の間、また上述した「Now read question....」という教示の間、その教示を聞き流して、次に流される対話・アナウンスに関する質問を読んでおくとよいです。 
 それまではそれで理論上簡単ですが、実際に限られた時間で質問を読んでおくことがかなり難しいです。質問の意味さえわからないことが多いです。そこで、一緒に勉強している学生を手伝うために、頻繁に出てくる質問を集めてきました。気づいたのは、特殊な問題が多いですが、約3分の1の質問は

  • Part V Who is speaking? (誰が話していますか)
  • What is the man's employment? (男の職業は何ですか)
  • Part W Who is this message addressed to? (このアナウンスは誰に対して行われたか)
などの汎用質問からなっています。「汎用」というのは、対話・アナウンスの内容がどうであれ、このような質問を聞くことができるという意味です。 PartVもPartWもそれぞれA41枚の汎用質問集を作成いたしました。テストの前に目を通しておいて、このような質問ならすぐ理解できるように勉強しておけば、「待ち伏せ」リスニングがよくうまく行って点数が取れるであろうと思います。
Posted by timtak at 00:52 | Comments (0)