英語部会ではEnglish Speaking(ES)という新規授業を9月24日から開講することになっています。ESの授業中では山口大学をテーマにしたテキストを使い、会話を行います。授業中の活動の予習復習として、宿題はオンライン学習管理システム(ムードル)を使ってテキストに基づいた解読問題などを課す予定です。このような問題は自動的に採点されますので、教員は授業準備やよりコミュニカティブな宿題に時間を使い学生の自習時間を拡大することできるでしょう。
ESは26クラス体制ですが、授業担当者の多くは、非常勤の外国人です。非常勤の教員全員にはオンライン学習システムの使い方を教えようとしていますが、コンピューター離れの方もいらっしゃるので、英語部会のWBT委員会のメンバー以外にオンライン学習システムのサポートを行える教員はおそらく養成できないであろうと考えています。
英語部会では力不足であろうという認識で、大学教育機構・学術情報機構に下記のようなサポートをいただけないか、お願い申し上げる次第です。
よろしくお願いいたします。
A) 学習管理システム(ムードルのインストレーション)をサポートいただくこと。
1) ネットワーク・サーバーに問題(サービス停止・サービス遅れ)が発生する場合、
(ア) 学習管理システムの管理者(具体的に英語部会のWBT委員会)にご連絡いただく
あるいは理想的に
(イ) 英語部会の学習管理システム(ムードルのインストレーション)の「ニュース・フォーラム」に問題発生についてご投稿くださること。
2) 利用者数の増大によりサーバ性能が不足する可能性があるので、サーバ負荷を監視し、必要ならサーバの増強をお願いします。
3) ユーザーの行為・教員の行為によるシステム故障の際、修理作業を行ってみてくださること。今までの学習システムがクラッシュする不備(バグ)が直されていますので、下記はあくまで今までかつてあった例です。
(ア) 学生が特に長い文字列を入れたりすることによってデータベースの1部が文字化けし、ページが表示できませんので、データベースの中を見て文字化けしているかどうかを確認することです。
B) 学生が学習管理システムを使っていると様々な予期できない内容の問題が発生します。また、その問題は学生が資料や説明書を読めばわかるものですが、読まない学生が多くいます。また、問題は予期できないものが多いですので、下記はあくまで今までかつてあった例です。
1) 締め切りを過ぎてテスト、その他宿題を出そうとしているときに、よく「先生宿題が出せません。プログラムが故障していませんか」と連絡してきます。その際、学生が困っているページを閲覧し、テストの締め切りを確認し締め切りの問題でありましたら、投稿できないのは締め切りを過ぎたから発生したことを学生にご説明いただくこと。
2) 学生が全角文字にしたり、パスワードの中の小文字を大文字と入力したりして、ログインしようとすると「ログインできません」と連絡してきます。学生のこのような連絡に対して返事し、問題をできるだけ特定し対象方法をご説明いただくこと。
3) 宿題を「某」のところに提出してくださいと説明しても、学生が別の週の宿題の投稿する場所で投稿しようとすれば「提出できませんでした」と連絡してくる際に、ご説明いただくこと。
4) 学生が音声ファイルを再生する際に、サウンドを消音にしたり、スピーカーまたはヘッドホーンを使わなかったりします。また、学習管理システムは、サウンドを再生するフラッシュ(Macromedia Flash)のプレイヤーが付いていますが、学生がフラッシュをダウンロードしていない場合が稀にあります。このような基本的にな操作をご説明いただくこと。
5) テストの窓を開いている間、(自動的にクリップボードの内容を消すJavaScriptにより)学生のコンピューターはコピーが不可能になります。テスト中はコピーできないということは、表示されていますが、その表示を読まず、「コピー貼り付け」ができないと連絡してくる学生がいます。原因を学生に教えていただくこと。
6) 古いブラウザー(Nets cape 4)で閲覧しようとしてページがうまく表示されません。その際に、ブラウザーの更新か大学のコンピューターの使用をお薦めになっていただくこと
以上のことはマニュアルなしにもお答えになれる内容が多いですが、教員ユーザマニュアルはすでに存在し、学生マニュアルは直に完成しそうです。教員マニュアル・学生マニュアル(未完成)は英語部会学習管理システムHP
http://yueigo.com
からダウンロードできます。
Posted by timtak at 2004年07月29日 22:51